2010年12月11日

「時計の止まったある日」

12月12日(日)14:00~15:00
別府ビーコンプラザにて
韓国の劇団サダリによる
「時計の止まったある日」の
上演が行われますicon

「時計の止まったある日」

これは結婚したばかりの幸せなカップルが
戦争によって翻弄されつつも
希望を持って生きていく姿を描いた
仮面劇です。

仮面は写真で見ると迫力があって
怖く感じますが
実際に演技しているのを見ると
韓国の滑稽な仮面の舞を連想させ
「戦争」という暗いテーマの中でも
人の持つ素直な気持ちや善意が
感じられます。


この劇を企画したのは
韓国の劇団ですが
元になっているのは
「目を閉じれば平和が見える
 旧ユーゴスラビアの子ども達の描く戦争」
(ユニセフ編・斉藤倫子訳・ほるぷ出版)です。
「時計の止まったある日」

戦争を経験し、心に傷を負った
ユーゴスラビアの子どもたちの
絵と文章には、戦争の耐えがたい恐怖、
その最中にあって
なお驚くべき力で燃え盛る
希望と平和への願いが
込められています。

大人たちが引き起こした
戦争によって犠牲にされる
何の罪もない子ども達。

信仰や人種・文化の違いが、
なぜ人を殺す事になるのか
子どもたちは理解出来ません。
ただひたすら遊んでいた友達が
犠牲にならない事を
願うばかりです。

しかし子ども達も現実に対して考え、
意見を言う権利を持った存在です。

「時計が止まったある日」は
子ども達も社会の構成員であり
大人と同等の権利を持つ
存在である事を認め
戦争の痛みと傷 そして平和について
子どもが大人と共に考えていこう
という立場から
製作されました。

明るく希望に満ちた演劇が
子どもたちのための演劇である
という今までの児童演劇とは
異なっていますが
戦争という思い素材を使いながらも
その可能性を広げたと、
高い評価を得ています。

「時計の止まったある日」が
子どもたちが自分自身を
社会の構成員として
考え表現する事の小さな
出発点になる事を
願ってます。
(パンフレットより抜粋)



この劇は劇場に入会しなくても
チケットを購入して誰でも見る事が出来ます。

チケットは学生2.000円。
大人3.000円です。


また会員さんは「たまごにいちゃん」と
「時計の止まったある日」
のどちらかを選択してみる事が出来ますが
500円払えば両方見る事が出来ますicon

なので実は入会がお得ですicon


興味のある方は別府親と子の劇場
(0977-23-5250)にお問い合わせください。

また当日直接会場でチケットの購入や
入会も可能です。


たくさんのご来場、お待ちしてますicon





≪公演を見た人の感想≫

icon音楽とパントマイムだけで
セリフだけで表現していてすごかったです。

icon最後に木の葉を自分で(木に)付けたことで
単なる「観客」ではなく「参加者」になりました。
あの木が今後、日本各地、世界(各地)を旅して
「参加者」がどんどん増えるといいですね。

icon日本にはない色彩、音楽がとても効果的でした。
最後に葉を木につけるのも
やり場のない悲しみを希望に変える
素敵な事だと思いました。

icon世界中の人がお芝居を見たり、音楽を聞いたり
スポーツをしたり、『普通に出来る日』を
当たり前の日々を大切にしたいと思いました。

icon人間への愛にあふれた美しい舞台でした。
多くの人に見てもらいたい作品です。



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Posted by 山猫 at 01:04│Comments(0)鑑賞会
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